カテゴリ:写真展・美術展( 18 )

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 3連休の初日の昨日、思い立って『古代ギリシャ展』を見に上野へ行ってきました。とはいえ、夫の仕事が終わってからなので午後からでしたが。
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 古代ギリシャのはじまり、紀元前6000年という遥か遠い昔のものから325点というたくさんの作品を見ることができました。指輪やボタンや貨幣などの小さな物から大理石の大きな神像まで。ギリシャ国内40か所以上の国立博物館群から選ばれた貴重な作品とのことで、圧倒されました。
 特に印象に残ったのは、マケドニア王国の「ギンバイカの金冠」と「エロスを表したディァデマ(冠)」。金製ですが、紙のように薄く糸のように細い線。前3世紀から前4世紀にどういうふうにしてこんな美しいものが作れたのでしょうか。
 上の写真の真ん中の漁夫のフレスコ画。前17世紀のものだというのに、色鮮やかなのにびっくりしました。火山の大爆発で灰に埋まっていたため、良好な状態で残ったのだそうです。
 また、ギリシャのオリンピアはオリンピック発祥の地。古代五輪は紀元前8世紀に始まったと伝わっていますが、勝者を表した彫像や生き生きとボクシングをしたり、短距離走のスタートの構えを描いた壺絵などもありました。
 
 遠い遠い国、ギリシャ。何千年も前の世界。時空を超えた旅を楽しめましたよ。


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by naninunenonko0905 | 2016-07-17 14:19 | 写真展・美術展 | Comments(2)

 お盆休みの1日を使って、福島県立美術館へ行ってきました。
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 8月初め、NHKテレビの「クローズアップ現代」で紹介されていた東日本大震災復興支援特別展『若冲がきてくれました』を見に行ったのです。
 美術館の入り口には、「芝生の除染作業はすでに終了しています」の張り紙が。そうそう、あの震災と原発事故では、大変な被害のあった福島です。プライス夫妻は、自らのコレクションが東北の人たちの心の支えになればと申し出て下さり、この特別展となったそうです。
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 初めに見たのは、伊藤若冲の大作「鳥獣花木図屏風」(上は右隻のみ)。8万6千個ものマス目に色を埋めるという、気の遠くなるような作業によって完成した屏風。その中に描かれた動物や鳥たちがたくさん。白象と鳳凰を中心に多くの動物や鳥たちが集う様子が、ユーモラスな形と明るい色彩で表現されています。楽しそうで生命の輝きが感じられました。最後に見るように展示してありましたが、私たちは疲れないうちにまずプライスコレクションの目玉というべきこの作品を見ました。
 
 その後、最初に戻ってゆっくりと鑑賞していきました。子どもが見てもいいようにと7つの章に分けてあるのでとても分かりやすく、江戸絵画のすばらしさに何度も「すごいね!」と言っている自分に気づきました。
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 たとえば、長沢芦雪の大きな「白象黒牛図屏風」。白い象と黒い牛という対比と、白い象の背中に真っ黒なカラスが。黒い牛のの傍らには真っ白な子犬がいて、見ていてとても楽しくなりました。(これはロビーの複製画を撮りました)
 
 この日は暑くてクラクラしてしまいそうな天気でしたが、思い切って出かけたくさんの作品を見ることができて本当に良かったと思いました。

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by naninunenonko0905 | 2013-08-18 23:46 | 写真展・美術展 | Comments(4)

 2008年10月、フェルメール展に行って以来、すっかり彼の絵が好きになってしまった私。今回の「マウリッツハイス美術館展」では、私が4年間見たいと思っていた絵「真珠の耳飾りの少女」がやってくるということもあって、ずっと気になっていました。
 9月9日、マウリッツハイス美術館展にやっと行くことができました。日曜日、それも残すところあと1週間ということもあり、東京都美術館前は予想通り、人、人、人でした。チケットがあったのですぐに並びましたが、入館するまでに50分もかかりました。
 オランダにあるマウリッツハイス美術館は、17世紀オランダ・フランドル絵画のコレクションが多く、同館の改修工事で一時休館するのに伴い、名品50点もの今回の展覧会が実現したそうです。レンブラントやルーベンスの絵もありましたが、やはり「耳飾りの少女」に魅せられました。
 「耳飾りの少女」を近くで見たい人は左側に並び10分かかって(その間に音声ガイドでしっかり予習)、間近で絵と向き合えたのは数秒でした。でもあの瞳は一度見たら忘れられません。たった47cm×40cmの絵だというのにその存在感といったら・・。その後は、並ばなくても見られる位置へ少しずつ少しずつ進み2mほどの所で見ました。耳飾りの真珠はとても大きな真珠ですが、くっきりと描かれているわけではなく肌の上に白い絵具が2か所置かれているだけでした。光の反射だけで真珠を描いているのですね。さすが、「光の画家」フェルメールですね。他の絵を見終わってから、夫に待っていてもらって最後にもう一度「耳飾りの少女」に会いに行きました。真っ暗な背景の中で、振り返った少女のまなざし、ターバンの青さ、そして耳飾りの輝き。今度は少し離れたところからでしたが、しっかりと頭に刻みつけることができました。
 売店で絵はがきや「フェルメール画集」など買ってから美術館の出口に向かうと、まだ行列が続いていました。
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 閉館の時間まであと20分。はたして待っている人は全員が見られるのだろうかと心配しながら、美術館を後にしました。

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 フェルメールは寡作の画家で、現在、真作は37点と言われています。そのうち、私はこの4年間で今回の2作品(「真珠の・・」「ディアナトニンフたち」)を含めると10点を見ることができました。
 今度は、いつのことになるかわかりませんが、「牛乳を注ぐ女」にも会ってみたいです。

※17日で終わりましたが、会期71日間の総入場者数は、75万8266人だったそうです。


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by naninunenonko0905 | 2012-09-14 23:14 | 写真展・美術展 | Comments(2)

観て、食べて

 子育ての友人仲間、Y会の人たち9人で美術鑑賞しました。
最初に行ったのは、しもだて美術館の「筑西の美術2010」です。筑西の絵画作家24名の47点を鑑賞しました。その後は、陶芸家の「板谷波山記念館」へ行きました。
 昼食は、食の蔵「荒為」へ。ここは、板谷波山を描いた映画「HAZAN」のロケもしたそうで、波山の生家の場となったそうです。
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 私たちが通された部屋は、明治25年に増築された部屋。映画では、波山が子どもの頃父親の茶の湯の茶碗を見つめるシーンがとられたそうです。部屋にはお雛さまも飾られていてそれをながめながら懐石風のランチをおいしく食べました。
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 大正時代に増築された洋室。映画では、波山がガレの作品を見る場面が撮られたそうです。榎本孝明が波山役、妻役は南果歩。その波乱の人生を描いた映画を私も見たいと思いました。
 ちなみに、波山は陶芸家として初めて文化勲章を受章した人物です。(人間国宝は推挙されたが辞退したそうです)

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by naninunenonko0905 | 2011-02-26 23:14 | 写真展・美術展

ルーヴル美術館展へ

明治神宮から代々木駅まで歩いた私は、その後山手線に乗り上野に行きました。
改札口を出てすぐの「ぶんか亭」で遅い昼食をとりました。
おいしいおそばを食べたら元気が出てきたので、西洋美術館に向かいました。
「ルーヴル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画」を見るために。
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私が一番見たかったのは、この立て看板に使われているフェルメールの「レースを編む女」です。
昨年10月の「フェルメール展」を見てからの私は、フェルメールの絵が大好きになってしまいました。(その時のブログ
図書館で彼に関する本を借りて読んだり、トルイシー・シュヴェリエの小説「真珠の耳飾りの少女」を読んでから同名の映画も見ました。
フェルメールモードが続いていた私にとって、今回また彼の絵に会えるのはうれしいことでした。

この絵は24×21cmと小さい作品です。
3連休の前日ということもあって、5分ほど待てば絵の前に行けました。
それでも、1m前からじっと目を凝らしても細かいところはよく見えませんでした。
幸いなことに、タッチパネル式の画面を触れるとその部分が拡大されて見ることのできるコーナーがあったので、よくわかりました。
レースを一心に編む少女の指先には、糸がVの字にピンと張っていました。
さりげない日常生活のひとコマなのに、この絵には見る人を惹きつける不思議な魅力があると思いました。

今回、ルーヴル美術館からやってきた作品は71点。
中尾彬さんのナレーションの音声ガイドを聞きながら、鑑賞しました。
「大工ヨセフ」や「クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス」には圧倒されました。

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帰りにショップで買った絵葉書はこの3枚。
「レースを編む女」、「王女マルガリータの肖像」、「風景の見える石のアーチの中に置かれた花束」です。
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「ルーヴル美術館展」と言えば昨年もありました。(その時のブログ
そして、明日25日からは国立新美術館(六本木)で「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」も始まります。
パリまで行かなくても見られるのは、ありがたいですね。

でもやはり、一度は「ルーヴル美術館」に行ってみたいものです。
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by naninunenonko0905 | 2009-03-24 00:41 | 写真展・美術展 | Comments(6)

ジュディ・オングの木版画展を見てきました。
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ジュディ・オングが版画家でもあるのを、私は数年前に知りました。
でも、ジュディ・オングはまず歌手であり女優であって、木版画は趣味なのだろうと思っていました。
ところが、見てびっくり。すばらしい版画の作品の数々でした。

上のポスター(『銀閣瑞雪』)は、銀閣寺の雪景色。
しんしんと天から降る雪、雪にけぶる背景。
これが、版画で表現できるとは驚きでした。

初期の作品(25歳から始めたそう)から最新作まで65点、とても見ごたえある版画展でした。
彼女の作品には、「日本家屋」が多かったです。
日展特選を受賞した『紅楼依緑』は、庭園を通り建物の中へ、さらに先へと誘われるような奥行き感がありましたし、建物の壁の朱色や松の緑など多色刷りとはいえ、水彩画かと思うようなものでした。
大きな作品が多く、構図は大胆で、表現は繊細でした。
御簾のむこうに見える庭の苔、ガラスに映る木々、川の流れ、光と影・・・。
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家に帰ってから、買ってきたクリアファイル『祇園白川』を額に入れてみました。
壁にかけたのを見ながら、京都のしだれ桜を想像し、春がやってくるのを待ち遠しく思いました。
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by naninunenonko0905 | 2009-02-24 22:11 | 写真展・美術展 | Comments(10)

上野の東京都美術館で開かれている「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展」に行きました。
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この展覧会は、19世紀後半にイギリスでおこったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりをイギリス、ヨーロッパ、そして日本と3部に分けて紹介していました。

d0111216_17324386.jpg第1部では、運動を主導したウィリアム・モリスの壁紙や織物がたくさん展示されていました。

左は、私が図書館で借りた本「ウィリアム・モリスのテキスタイル」の中です。
彼は、自然や伝統の中に美を再発見して作品化していきましたが、植物デザインに傑作が多いそうです。

その他、第1部「英国」では、ポイジー作の「置時計」が印象に残りました。
第2部「ヨーロッパ」では、寄木細工のベットがすばらしいと思いました。
第3部「日本」では、民芸運動を進めた柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘」が再現されていて、大変興味深かったです。

見終わってから、ショップで3枚の絵葉書とハンカチを買いました。
家に帰ってから、ハンカチを額(36cm×44cm)に入れて廊下に飾ってみました。
ウィルアム・モリスがデザインした「いちご泥棒」という名のファブリックです。
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役にたたないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」は、モリスのことばです。
そのとおりですが、実行するのはむずかしいことです。
でも、つねに頭の片すみに留めておきたいと思いました。
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by naninunenonko0905 | 2009-01-31 18:21 | 写真展・美術展 | Comments(10)

光の天才画家フェルメール(1632-1675)の作品は、30数点しか現存しないそうです。
世界各国に散らばっているこれらの作品のうち7点が見られるという、おそらく最初で最後の展覧会だとのことです。
そう聞いたら行きたくなりました。そして、行ってきました。
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8月2日から上野の東京都美術館で始まった「フェルメール展」は、先週来場者が40万人を突破したそうでその人気の高さがわかります。
しかし、人垣の中で人酔いしながら見るのは避けたいと平日の昼下がりを選びました。
チケットも前もって近所のローソンで買っておきました。
そのかいあって、ある程度の人の中で静かにゆっくりと鑑賞することができました。

恥ずかしながら、私は昨年まで「フェルメール」を知りませんでした。
でも、今回初めて彼の作品に向き合い、すっかりにわかファンとなりました。
独特の光の質感がすばらしく、見るものに静かに訴えかけてくるような気がします。

さらに、絵の中にドラマが垣間見られておもしろいと思いました。
たとえば、「手紙を書く婦人と召使い」という絵。
手紙を書く婦人と、窓の外の様子を気にしながら後ろに控える召使い。

d0111216_2231036.jpgこの作品は以前2度盗難に遭い、見つかって回収されたそうです。
その際、絵を洗浄してみると、床の上に「赤い染み」が現れ、これが「封蝋」だとわかったそうです。封を切った時に落ちたという設定なのでしょう。
ということは、床に落ちている紙くずは、婦人の書き損じではなく婦人宛の手紙で、くしゃくしゃにされたものだというのです。
婦人は慌てて、その手紙に返事を書いているのですね。
いったい手紙は、だれにどんな内容で書いているのでしょう。
いろいろと想いを巡らせてしまいます。

今回は、フェルメールの絵のそばにはわかりやすく説明してある展示がありました。
また、借りた音声ガイド(¥500)の進化にはびっくりしました。
今までとは異なり、ヘッドホンにつながった先には、太めのタッチペンが・・。
それを作品の写真が載っているシートにタッチさせればいいのでした。
ナレーションは朝岡聡氏。落ち着いた声で説明してくれるので、よくわかり興味が増しました。

d0111216_21475171.jpg見終わってからは、ショップで気に入った絵の絵葉書やクリアファイルなどを買いました。
この絵画展を見たら、オランダのデルフトの町にいつか行ってみたいと思いました。
でも行けそうにないので、木靴のかわいい携帯ストラップを買いました。

さらに、帰り道に本屋に立ち寄り「真珠の耳飾りの少女」(トレイシー・シュヴァリエ作)という小説も買いました。


私の頭の中は、この日を境に「篤姫モード」から「フェルメールモード」に切り替わってしまいました。

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H20.12.15 記
昨日でフェルメール展が終わりましたが、会期中の入場者が93万人であったそうです。
↑の小説はおもしろく、その後、映画「真珠の耳飾りの少女」を見ました。
小説を映画化したもので、映画のひとコマひとコマがまるでフェルメールの絵のような色彩でした。なかなかよい映画でした。
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by naninunenonko0905 | 2008-10-18 22:14 | 写真展・美術展 | Comments(6)

「松岡美術館」へ

d0111216_15122253.jpg8月最後の日曜日、東京の港区白金の「松岡美術館」へ行き、「フランス近代絵画展」(9月21日まで)を鑑賞してきました。
創立者松岡氏は実業家で、1972年78歳の時から海外オークションで美術品を蒐集し始め、1989年96歳で亡くなるまで集め続けたそうです。
松岡翁の私邸跡地に建設された美術館です。

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玄関を入ると、正面にはブルーデル作の大きなブロンズ像「ベネローグ」(1912年)が迎えてくれました。
ロビーからは隣の自然教育園の緑が見えて、都心とは思えない落ち着いた雰囲気でした。

ここでは、カメラでの撮影がOKとのことで写してきました。
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左は、シャガールの「婚約者」。青がきれいで、幸福感いっぱいの絵だと思いました。
松岡翁はこの絵が気に入ったことから、以後西洋絵画のコレクションを始めたそうです。
右はルノアールの「リュシアン・ドーテの肖像」。とてもかわいい女の子と思いきや、この子は男の子でした。
いっしょに行った娘は、クロッス作の「遊ぶ母と子」やシニャック作の「サン・トロペの港」の点描画が印象的だったと言っていました。
その他、モネ、モディリアーニ、ユトリロ、シスレー、ピカソ、キスリング、ローランサン、藤田嗣治などの絵も見ることができました。
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この美術館には、常設の展示室に、古代オリエント美術や東洋陶磁や現代彫刻など、系統だてて展示されていました。d0111216_20554440.jpgd0111216_20564679.jpg
私がいいなと思った作品をふたつほど。

左のエジプト、紀元前1500年頃の「夫婦像」(花崗岩)。
手をつないでとても仲がよさそう。

右のは、ディエゴ・ジャコメッティ作のブロンズ「猫の給仕頭」(1967年)。
愛嬌のあるかわいい猫で、宮沢賢治の童話に出てきそうな猫でした。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-01 21:24 | 写真展・美術展 | Comments(6)

鑑賞「薔薇空間」

先週上京した折、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「薔薇空間」に行きました。
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宮廷画家ルドゥーテは、フランス革命の動乱期にマリー・アントワネットとナポレオン妃ジョゼフィーヌに仕えた人でした。
今回は、彼の描いた「バラ図譜」(これは本なので通常は見られないものを、バラバラにしてすべてを額装して展示)を見ることができました。
その数169枚。
私は水彩画かと思っていましたが、これは銅版画だそうです。
それも、点刻彫版法(点の集合で陰影を表現する技法で、非常に高度な技術労力を要する技法)を使ったので、淡く上品なグラデーションが可能となったそうです。

当時、ナポレオン妃は無類のバラ好きで多くの珍しい品種を集めていたので、そのカタログともいうべき「バラ図譜」を作ることになったそうです。
ところが、ジョゼフィーヌは完成を見ずして他界してしまったため、ルドゥーテは自ら費用を工面して、8年かけて完成させたというのです。
彼にとっては、単なる「仕事」であったらここまでしたでしょうか。
やはり、彼自身がバラに魅せられてしまったのでしょうね。

この「薔薇空間」には、さらに、バラに魅せられた3人の作品(リトグラフ、水彩画、写真)もありました。
また、ダマスクなど4種類のバラの香りを嗅ぐことができる演出もありました。
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わが家の庭でも、今、バラ「ヘリテージ」が満開です。
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by naninunenonko0905 | 2008-06-03 13:01 | 写真展・美術展 | Comments(4)