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母の本

栃木の実家へ行ってみると、父が本を読んでいました。
父が読むにはちょっと珍しい、藤原ていの本でした。
父は、先月までは、母の1周忌(9月13日)に、集まってくれた人たちに手渡す「故人を偲ぶ資料」作りにがんばっていましたが、それができあがってからは毎日読書しているようです。
父が読んでいたのは、昔、母が読んでいた本でした。

母は、40代の時PTAで知り合った人6人と読書会を始めました。
その時話題の本を読んで、月1回各家を会場にして集まったようです。
そのN会も40年も続いたのですから驚きです。

私も、母の本棚の本を見てみました。
「白い巨塔」(山崎豊子)、「恍惚の人」(有吉佐和子)など5,60冊の本がありました。
それらの中に「天しょう院篤姫 上下」(宮尾登美子)を見つけました。
いつか読みたいと思っていた本だったので、借りてきて読んでみました。
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現在、NHK大河ドラマを欠かさず見ているので、下巻から読み出して、その後上巻も読みました。
徳川13代将軍家定の正室篤姫が、幕末の動乱の中力強く生き抜く姿を描いた歴史小説です。
原作は、テレビドラマとは少し違っていました。
小松帯刀(演じているのは瑛太)は実在した人ですが、篤姫とのあのような関わりは描かれていませんでした。
また、幾島は、原作では眉間のまん中に大きなこぶがあり人間離れした異相であったとあり、松坂慶子ではきれいすぎですね。
篤姫も肖像画にあるように、宮崎あおいのイメージとは異なり気の強い人、体格もりっぱだったようです。周りの人も本人も男に生まれればよかったのにと言ったそうです。
でも、篤姫が江戸城の無血開城に尽力したことを考えると、女性でよかったと思わずにはいられませんでした。

さきほど、テレビで『篤姫』「薩摩燃ゆ」を見終わったところです。
薩長の動き、野心渦巻く激動の世がどうなるのか、皇妹和宮との確執は・・、1000人もいる大奥をどう束ねていくのか・・。ますます、目が離せません。
原作を読んだのでだいたいの流れはわかりましたが、どう脚色されているのか、これからもとても楽しみです。

本の上巻の最初には、母が読んだ時(昭和59年)に書いたメモが挿んでありました。
1600年から1867年までと家康から15代将軍慶喜までの各将軍の名前などが書いてあり、私が読み進むのにとても参考になりました。
本を読みながら、母にも会えた気がしました。
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H20.12.24 記
今、NHK大河ドラマ「篤姫」の最終回が終わりました。
49年の篤姫の人生は、何と波乱に満ちたものだったのでしょう。
女性としての1本道をまっすぐ進んで行った篤姫。
「一方聞いて沙汰するな」のことば通り、いつも広い視野で物事を見ていた篤姫。
「考えても考えても分からない時は、感じるままに行動せよ」のように生きた篤姫。
その生き方に心打たれました。

田渕久美子さんの脚色の上手さで、あまり興味のなかった幕末の時代を飽きることなく見ることができました。
心に残るテーマ曲、ドラマの配役紹介時の、クリムトの絵を思わせる画面も印象的でした。

あの時代のことを知ろうと有吉佐和子の「和宮様御留」も読んでみましたけれど、これもおもしろかったです。

本当に1年間楽しみました。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-28 23:06 | つぶやき | Comments(4)

5月にソーセージの手作り体験をしましたが、時々あの時の味を「おいしかった~」と思い出していました。
何とか家で作れないものかと考えましたが、羊腸は手に入りにくいし「ハンドスタッファー」を買ってまでは・・とあきらめていました。

昨日思い立って、羊腸のかわりにラップを使って、初めて家でソーセージ作りをしてみました。
豚挽き肉が300gあったので、塩、砂糖、こしょうなどを入れました。
ベランダからバジル(セージがないので)を摘んできてみじん切りにして加え、よーく煉りました。あの時もそうでしたが、冷たいのをがまんしながら。
それを長く切って広げたラップの上に置いて棒状に伸ばし、端をねじってほどけないようにしばります。
これを、電子レンジで3分半加熱したらソーセージらしくなりました。
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ラップをはずしてフライパンの上でこげめをつけてできあがり。
あの「パキッ」という食感は、羊腸を使っていないので望めませんが、香辛料の加減はちょうどよく1回目にしてはまあまあのできでした。
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この日の昼食に出しましたが、おいしかったのでマスタードをつけながらふたりで全部食べてしまいました。

さらに工夫して「あの味」に近づくよう、また挑戦してみようと思います。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-21 12:26 | 手作り | Comments(8)

「歩数計」のプレゼント

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5日に誕生日を迎えた私と、先日誕生日だった夫に、娘が「シチズンデジタル歩数計」をプレゼントしてくれました。
以前使ったことのある万歩計とは違って、だいぶ進化していました。
まず、とても小さくて持ち歩きに便利です。
ポケットに入れてもバックに入れても正確に測定してくれます。

使い出して5日目、これがあると「歩かなきゃ」という気になります。
くもり時々雨だった今日も、車で買物に出たついでに公園を散歩しました。
小雨が降り出して傘をさしながら30分ほど歩いて、2000歩くらいプラスになりました。
雨の公園を歩くのは初めてでしたが、8人も歩いていました。池で釣りをしている人までいたのにはびっくりしました。

1日10000歩といいますが、私にはなかなかむずかしいです。
今日は、「5378歩」でした。
消費カロリーは「183,6kcal」、脂肪燃焼量は「26,2g」、歩行距離は「3,84km」、歩行時間は「48分」、平均速度は「4,7km/時」でした。

このデータは14日間メモリーされます。
努力すれば努力しただけ、さぼればさぼったのが、しっかりと記録されてしまいます。
私のような「なるべく楽をしたいと思っている人間」には、「歩け」と背中を押してくれるようなありがたい「歩数計」です。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-18 22:28 | 家族の記念日・季節の行事 | Comments(4)

敬老の日

今日は、敬老の日
新聞によると、70歳以上の人口が初めて2000万人を超えたそうで、まさに高齢化社会ですね。
私は、近頃「元気なお年寄り」に会うと、「毎日何をして過ごしていますか?」と尋ねるようにしています。
すると、「ゲートボール」「畑で野菜作り」「ダンス」「カラオケ」などと答えが返ってきます。
皆さん、家でのんびりテレビでも見ているのかと思ったら、朝早くから動いているようです。
私だって、いずれ仲間入りすることになるのだから、見習わなくてはと思いました。

d0111216_1311317.jpgところで、わが家から1km離れたところに住む夫の両親も、とても元気。
4年前、2人とも入院しましたが、今はすっかり健康になったようです。
義父は、野菜を作って自転車で持ってきてくれます。
義母は、長年やっていた社交ダンスは昨年やめたものの、「カラオケ」は続けていて年1回「市民ホール」で歌っています。
ともに83歳。すごいですね。

さきほど、お赤飯を炊きました。
「いつまでもまめに」と白花豆も柔らかく煮ました。
それに、リクエストに答えてゴ-ヤのつくだ煮も。

今日の夕食に食べてもらおうと思います。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-15 13:46 | つぶやき | Comments(6)

グルメな一日

先日上京した日、昼食は、「都ホテル」の中の中国料理「四川」で食べました。
前もって娘に「白金あたりでおいしいお店の情報を集めておいて」と頼んでおいたところ、いくつか選んでくれました。そのうちの1つでした。
予報では「曇りのち雨」だったのに、お昼からはピカピカの「晴れ」に。
久しぶりの青空に、雨傘を日傘に使ってテクテク歩いていきました。
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お店はいっぱいの人で、予約していなかったのを悔やみましたが、運よく席が空いて座ることができました。
頼んだのは、「中華ランチ」2310円。
 じゃがいもの四川風辛子和え
 マーボー豆腐
 スープ、ごはん、ザーサイ
 その他、4品の中から
 若鶏の唐揚げレモンソース と 春雨と豚ひき肉の辛子煮込み を選びました。

四川料理というだけあって辛いのですが、それぞれの料理の味は異なり「まいうー」でした。
絶妙な香辛料の組み合わせによるのでしょうね。
さすがだなと思いました。
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美術館の帰りには、プラチナ通りを歩いてチョコレートがおいしいという店へ。
ところが、着いたら8月いっぱいはお休みという張り紙が・・。
急に疲れがどっと出ましたが、来た道を戻りながらしばらくしてステキなカフェを見つけました。

d0111216_02174.jpgブルーポイント」という店でした。
ここも満席でしたが、運よくすぐに座れました。
コーヒーと「赤いフルーツのタルト」を食べ、娘とあれやこれやおしゃべりしました。
そのうち、「これなら、これから家まで帰れそう」と思えるくらいに元気が戻りました。

白金は、おしゃれでグルメな街でした。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-08 00:46 | おでかけ | Comments(10)

変わらないもの

今日は私の誕生日でした。
友人のS子さんが、和風喫茶「音楽館」でいっしょに祝ってくれました。

このお店は、古民家を移築したもので、住宅街の中に隠れ家的に建っています。
もう20数年も続いていて、私は15年前から、数年に一度くらい訪れていました。
でも近頃は、この落ち着いた雰囲気に惹かれてたびたび行くようになりました。
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それにしても、いつ行ってもここには同じ空気が流れています。
そして、背筋をぴっと伸ばしたダンディなマスターが淹れてくれたコーヒーは、とても香り高くておいしいのです。
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d0111216_21383274.jpg今回は、「木こり風ホワイトソーススパゲティ」と「焼きサンド」を頼み、ふたりで分けて食べました。デザートには、「三種のケーキ盛り合わせ(チーズケーキ、くるみ入りチョコレートケーキ、コーヒー寒天)」を。
コーヒー寒天は、砂糖なしのほろにがですが、上にホイップクリームとあずきがのっていて、これなら、家でも作れそうです。

今は、だれも何かと変化を求める風潮があります。
私もそうです。
いつも、「このままではいけない。何かしなくては。がんばれ。もっと・・・」と。

でも、いつ訪れても変わらない「音楽館」で、ゆっくりと(4時間も)お茶を楽しんでいると、変わらないってこともなかなかいいものだ、と思いました。
そして、私とS子さんは、「これからは、ゆっくりと楽しみながら年を重ねていきたいわねー」と話しました。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-05 23:07 | おでかけ | Comments(10)

「松岡美術館」へ

d0111216_15122253.jpg8月最後の日曜日、東京の港区白金の「松岡美術館」へ行き、「フランス近代絵画展」(9月21日まで)を鑑賞してきました。
創立者松岡氏は実業家で、1972年78歳の時から海外オークションで美術品を蒐集し始め、1989年96歳で亡くなるまで集め続けたそうです。
松岡翁の私邸跡地に建設された美術館です。

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玄関を入ると、正面にはブルーデル作の大きなブロンズ像「ベネローグ」(1912年)が迎えてくれました。
ロビーからは隣の自然教育園の緑が見えて、都心とは思えない落ち着いた雰囲気でした。

ここでは、カメラでの撮影がOKとのことで写してきました。
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左は、シャガールの「婚約者」。青がきれいで、幸福感いっぱいの絵だと思いました。
松岡翁はこの絵が気に入ったことから、以後西洋絵画のコレクションを始めたそうです。
右はルノアールの「リュシアン・ドーテの肖像」。とてもかわいい女の子と思いきや、この子は男の子でした。
いっしょに行った娘は、クロッス作の「遊ぶ母と子」やシニャック作の「サン・トロペの港」の点描画が印象的だったと言っていました。
その他、モネ、モディリアーニ、ユトリロ、シスレー、ピカソ、キスリング、ローランサン、藤田嗣治などの絵も見ることができました。
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この美術館には、常設の展示室に、古代オリエント美術や東洋陶磁や現代彫刻など、系統だてて展示されていました。d0111216_20554440.jpgd0111216_20564679.jpg
私がいいなと思った作品をふたつほど。

左のエジプト、紀元前1500年頃の「夫婦像」(花崗岩)。
手をつないでとても仲がよさそう。

右のは、ディエゴ・ジャコメッティ作のブロンズ「猫の給仕頭」(1967年)。
愛嬌のあるかわいい猫で、宮沢賢治の童話に出てきそうな猫でした。
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by naninunenonko0905 | 2008-09-01 21:24 | 写真展・美術展 | Comments(6)