「松岡美術館」へ

d0111216_15122253.jpg8月最後の日曜日、東京の港区白金の「松岡美術館」へ行き、「フランス近代絵画展」(9月21日まで)を鑑賞してきました。
創立者松岡氏は実業家で、1972年78歳の時から海外オークションで美術品を蒐集し始め、1989年96歳で亡くなるまで集め続けたそうです。
松岡翁の私邸跡地に建設された美術館です。

d0111216_1704233.jpg
玄関を入ると、正面にはブルーデル作の大きなブロンズ像「ベネローグ」(1912年)が迎えてくれました。
ロビーからは隣の自然教育園の緑が見えて、都心とは思えない落ち着いた雰囲気でした。

ここでは、カメラでの撮影がOKとのことで写してきました。
d0111216_19321631.jpgd0111216_19324880.jpg


















左は、シャガールの「婚約者」。青がきれいで、幸福感いっぱいの絵だと思いました。
松岡翁はこの絵が気に入ったことから、以後西洋絵画のコレクションを始めたそうです。
右はルノアールの「リュシアン・ドーテの肖像」。とてもかわいい女の子と思いきや、この子は男の子でした。
いっしょに行った娘は、クロッス作の「遊ぶ母と子」やシニャック作の「サン・トロペの港」の点描画が印象的だったと言っていました。
その他、モネ、モディリアーニ、ユトリロ、シスレー、ピカソ、キスリング、ローランサン、藤田嗣治などの絵も見ることができました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この美術館には、常設の展示室に、古代オリエント美術や東洋陶磁や現代彫刻など、系統だてて展示されていました。d0111216_20554440.jpgd0111216_20564679.jpg
私がいいなと思った作品をふたつほど。

左のエジプト、紀元前1500年頃の「夫婦像」(花崗岩)。
手をつないでとても仲がよさそう。

右のは、ディエゴ・ジャコメッティ作のブロンズ「猫の給仕頭」(1967年)。
愛嬌のあるかわいい猫で、宮沢賢治の童話に出てきそうな猫でした。
[PR]
Commented by miyotyann at 2008-09-02 00:03
松岡美術館は行ったことがなかったので、是非行ってみたいです。
シャガールからルノワール、モネ、ユトリロなどなど・・いっぺんに見られてよかったですね。
しかし、個人のコレクションでそんなに広範な作品集めるって凄いですよね。
私もそろそろ、モネやシャガールの絵に会いたくなってきました。
建物も素敵で、ロケーションも港区白金って優雅な響きです。
充実した一日に乾杯!

Commented by メロン at 2008-09-02 07:54 x
猫の給仕頭 ユニークで目にとまりますね。
物語がてきそうです。
好きなシャガールの絵があってよかったですね。
Commented by のんこ at 2008-09-03 22:16 x
♪ミコさま
こういう小さな美術館でゆったりと絵を鑑賞でき、ぜいたくな気持ちになれました。ミコさんも、ぜひどうぞ!
個人でこれほどの作品を20年で蒐集できたのは、財力はもちろんですが、松岡翁がかなりの目利きだったのだろうと思いました。
今度は、近くの東京都庭園美術館も行ってみたいです。
Commented by のんこ at 2008-09-03 22:26 x
♪メロンさま
猫のブロンズは、上のロビーの写真、中央に見える柱のケースに入っています。
あまり大きくありませんでしたよ。
私だったらこれを玄関に置いて、キー入れに使いたいなんて思いました。
シャガールの絵もいいですけれど、この頃、シスレーの穏やかな風景画やルノアールの人物画に惹かれるようになりました。
Commented by プアケニケニ at 2008-09-03 22:37 x
松岡美術館は実家から歩いて行かれるので、行った時にと思っているのですがいまだに行ってないのです。のんこさんに背中押してもらったので今度行ってきます。
シャガールも見たいし猫の給仕頭は是非見てみたいです。ほんとに宮沢賢治の世界ですね。そばにある自然教育園も自然が残っていて森のようでいいですよ
Commented by のんこ at 2008-09-04 17:05 x
♪プアケニケニさま
ということは、元シロガネーゼなのですね。あこがれの・・・。
東京には、まだまだ行ってみたい小さな美術館があります。
早く涼しくなって、芸術の秋を楽しみたいものですね!
by naninunenonko0905 | 2008-09-01 21:24 | 写真展・美術展 | Comments(6)